問
私は不動産貸付業を営む株式会社の専務です。
この会社はもともと社長である父が10年前にを設立した会社で株式は全て父が所有していましたが、数年前から毎年私が贈与を受けて現在は父が70%、私が30%を所有しています。
会社はいわゆる資産管理法人です。
会社の主要な資産は父から譲り受けた賃貸アパート5棟(建物のみ)で、経営の実権は父が握っていました。私は専務という名前はついていますが、他の会社でサラリーマンとして勤務していることから平日は忙しく、父の会社についてはたまにアパートの維持管理業務を手伝う程度でした。
3か月前に父が肝臓がんで他界しました。相続人は長男の私と母、既に嫁いでいる姉です。
父にはこの会社の株式のほか、自宅土地建物、法人に賃貸している土地、個人名義の貸駐車場などがあり、相続税の申告は避けられない見通しです。